コンタクトは保存場所にも注意しましょう

コンタクトレンズは目の中に入れるものなので衛生上の管理は非常に重要です。毎日使い捨てのものなら使用後は捨てればよいのですが、そうでないものは指示通りきれいに消毒をして新しく交換した保存液に浸したうえで保管をする必要があります。また着脱の際は汚れた手指ではなくきちんと洗ってから行うことも大切です。

さて最近はほとんどの場合使い捨てのものを使用しますが、未開封のものはどこにどのように保管をするとよいのでしょうか。

使用説明書には「直射日光及び凍結を避け、室温で保存するように」と書かれているのですが、直射日光に長時間さらされると外箱が早く傷んでしまい、それが密封性にまで影響し中の商品を劣化させる可能性があります。また凍結するような状態だとソフトレンズもカチカチになってしまい壊れやすくなります。そもそも保存液が凍ってしまえば中のレンズを取り出すこともできなくなり無理に出そうとして傷つけてしまう恐れもあるのです。そのため直射日光と凍結には注意が必要なのです。

室温といっても季節や地域によっては0度以下に下がることもあります。そんな時は室内に置いていても保存液もろとも凍ってしまうことがありますが、そんな時は冷蔵庫の中なら10度以下という設定で温度が安定しているのでおススメです。これらの保管場所については未開封のものでも使用中の場合でも同じことがいえます。